眼鏡を作る際にはまず眼科を受診
「視力が落ちてきた」「眼鏡が合わなくなった」と思ったときに大切なのは、まず最初に眼科で検査を受けることです。
視力低下やおかしな見え方が、近視、遠視、乱視、老眼(老視)といった屈折異常によるものなのか、それとも他の目の病気のためなのかは、眼科専門医でなければ診断できません。眼鏡をつくる際には、まず眼科へ行き、自身の目の状態をきちんと診察してもらうことが肝心です。
眼鏡の処方にあたっては、目の状態だけでなく、仕事を含む生活背景や年齢、顔貌の個人差などにも配慮いたします。そのため、検眼テストには、少々時間を要しますので、時間に余裕をもってご来院ください。また、現在ご使用の眼鏡がありましたら、必ずお持ちください。
当クリニックでのコンタクトに関する注意点
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昨今の情勢に鑑み、2021年1月から《当院で初めてコンタクトレンズを購入希望の方》及び《前回の購入から1年以上あいている方》についてはコンタクトレンズの度数合わせは行っておりません。
また、コンタクトレンズ処方箋に関して発行はしておりませんので、あしからず御了承下さい。 - 取り扱いはソフトコンタクトレンズの1dayと2weekのみです。
- 処方箋の院外発行はしておりません。
- 処方箋有効期限、また購入できる量は3ヶ月分までです。
その後は度数の変更がなくても検査と診察が必要となります。 - 受け取りは後日となります。
- コンタクトは基本的には中学生以上からとさせていただいております。
コンタクトレンズのケア
使い捨てソフトコンタクトレンズは、1日タイプ、2週間タイプ、1ヶ月タイプがあり、1日使い捨てタイプ以外は毎日のケアが欠かせません。ハードコンタクトレンズ同様、2週間タイプ・1ヶ月タイプのソフトコンタクトレンズも1日装用するとタンパク質や脂質、メイクやほこりなどのさまざまな汚れが付着します。さらにハードコンタクトレンズよりもソフトコンタクトレンズは汚れがつきやすい傾向があります。汚れが残ると細菌などの病原体が繁殖してしまうリスクが上昇しますので、毎日正しいケアをしっかり続けていきましょう。
ケアの基本は、丁寧な洗浄と消毒です。メーカーが指定するケア用品を使えばレンズの特徴に合わせた洗浄と消毒ができますので、安心して装着できます。しっかりケアしてきれいで健康な瞳を守りましょう。
コンタクトレンズのトラブルでお困りの方へ
コンタクトレンズは、直接瞳の上に装着するため、使用方法やケア方法を間違えてしまうと大きなダメージを起こすリスクが高まります。また、コンタクトレンズを使っていると考えていなかったようなトラブルが起こって慌ててしまうこともあります。当院では、使用している間に起きた症状から突発的に起こったトラブルまで、コンタクトレンズに関するお悩みやご不安に眼科専門医が対応して適切な処置や治療、アドバイスを行っています。コンタクトレンズに関するちょっと気になることやふとした疑問などにもお答えしていますので、ご相談ください。
コンタクトレンズが外れなくなった
慌てずに、鏡を見ながら黒目を左右や上下に動かして、コンタクトレンズが目の中にあるかをまず確かめます。目に張り付いて取れなくなっている場合には、無理にはがすと眼球が傷付く可能性があります。目薬をたっぷりさしてまぶたを閉じてしばらくしてから外せるかどうか試してください。その時も無理に取ろうとせずにそっと外してください。目薬をさしても外れない場合は眼科を受診してください。なお、鏡を見てもコンタクトレンズが見つからない場合は、下記の「コンタクトレンズが目の中に見当たらない」を参考にしてください。
コンタクトレンズが目の中に見当たらない
コンタクトレンズが見当たらない方の目だけで見て、見え方を確認してください。コンタクトレンズが入っているような見え方でしたら、黒目についていますので、上記に紹介した目薬をさしてしばらくまぶたを閉じてからそっと外す方法を試してください。外しているような見え方の場合には、コンタクトレンズがずれている可能性があります。鏡を見ながら黒目をゆっくり大きく動かして、コンタクトレンズがないかを探してください。これで見つからない場合には、眼科を受診してください。気付かないうちに外れていた可能性もありますが、残ったままだった場合、重大なトラブルにつながる可能性がありますので、必ず受診してください。
カラーコンタクトレンズについて
カラーコンタクトレンズは多くの女性にとって日常に欠かせないアイテムになっています。量販店やネット販売でもカラーコンタクトレンズを購入できますが、中には酸素透過性が低く角膜に大きなダメージを与えかねないものや、衛生的に信用できないものもあります。また、安全性に問題がない製品でも眼科医の診察や説明を受けることなく使用した場合、適切な使用方法がわからずに深刻な状態になって眼科を受診されるケースも少なくありません。
そのような理由から、当院はカラーコンタクトレンズの取り扱いがございませんので、ご理解の程よろしくお願いいたします。